新垣渚のAGA治療日記 VOL.04

頭皮のベタつきが気になる季節。
そこで、皮脂の分泌量をチェック!

7月に入り、夏本番に突入! 高温多湿のこの時期は、皮脂のベタつきや紫外線による髪のダメージが気になりますよね。「今日も暑いっすね〜」と汗を拭う新垣氏も、頭皮の皮脂ケアについては人一倍気をつけているようです。というのも、初診時からたびたび皮脂や毛穴の汚れを先生に指摘されていたのです。「ちゃんと髪の根元から洗ったつもりでいたのに、毛穴に溜まった皮脂をマイクロスコープ映像で見つけたんです。2回目の診察以降もちょこちょこ洗い残しが見つかり、皮脂ってかなり手強いと痛感…。あと、頭皮が赤らんでいて、乾燥していることもわかりましたね。それからは先生のアドバイスに従い、洗浄力が優しい乾燥肌用のシャンプーを使って丁寧に洗うように心がけています」と新垣氏。
そんな会話からスタートした4回目の診察は、ずばりタイムリーな「頭皮の皮脂チェック」からスタート! これはDクリニックが年に2回実施している期間限定の検査で、皮脂の分泌量が増える7〜9月の夏場と、肌が乾燥しやすい12〜2月の冬場に、皮脂の分泌量を確認する簡単な検査です。頭皮にパッチを当てると、特殊フィルムが皮脂に反応して変色し、皮脂量を測定できます。皮脂チェックの結果、新垣氏は皮脂分泌量が一般平均より少なく、逆に乾燥傾向にあることがわかりました。皮脂に関しては日頃のシャンプーの成果が出ましたね! しかし頭皮の乾燥については、引き続き注意が必要のようです。

写真でもわかるほど変化アリ!
脱・M字型への大きな一歩。

「頭皮の皮脂チェック」を終え、いつものように頭部の写真撮影を行い、先生の診察に入ります。体調の変化や薬の服用状況などを確認しながら、マイクロスコープで治療経過をチェックします。前回は産毛が1cmほど伸びていましたが、1カ月後の経過はいかに…!?

【4カ月目の新垣氏の経過】
・全体:新しい髪が育ち、髪にハリとコシが出てきた印象
・頭頂部:産毛が成長し、いい太さの髪が揃ってきている様子
・前頭部:毛穴から出る髪の本数が増え、今も産毛が増加中

経過は非常に順調とのこと! 今も新しい産毛がたくさん生えてきており、前回1cmほどだった産毛が2cmほどの長さに伸びていました。特に生え際(M字の両端)は良い変化が。毛穴から産毛が2〜3本生えるなど髪の本数が増えて、伸びる過程でハリやコシのある太い髪に成長しているようです! 頭部写真を見てもM字の隙間が徐々に埋まってきていることが目視でき、このまま順調にいけば生え際のラインがきれいに整いそうな予感…!
「日常生活では髪の変化をなかなか実感しにくいのですが、こうして診察を受けることで変化に気づけますね。改めて鏡で生え際を見て、『これか…!』と産毛の存在を自分の目で確認できて嬉しいですね〜」と新垣氏。体調も良好とのことで、前回より少し薬の成分を増やし、引き続き積極的に髪の成長を促していきましょう!

夏の大敵、皮脂、乾燥、紫外線…。
毎日のケアで頭皮と髪を守るべし!

新しい髪が順調に伸びるように、また、抜け落ちてしまわないように治療を続けることも大切ですが、この時期は特に頭皮や髪のケアも重要になってきます。頭部の皮膚トラブルで髪の成長を台無しにしてしまっては元も子もありません。そこで、「頭皮の皮脂チェック」の診断を踏まえて、先生に夏の頭皮のお手入れについて伺いました。

「髪を育てることは、畑で野菜を育てることに似ています。畑の状態が良くないと野菜はなかなか育ちませんよね。それと同じで、頭皮の状態がよくないと健康的な髪は育ちにくいと言えます。皮脂でベタベタしていても、乾燥してカサついていても、髪にとって良くありません。脂性肌や乾燥肌など、頭皮特性に合わせたシャンプーを選び、季節に合わせた適切なケアを行うことが大事です」と先生。

一日分の皮脂や頭皮・毛穴の汚れをしっかり洗い落とすためには、シャンプーの前にぬるま湯で汚れを浮かせて、少なくとも1〜2分予洗いをすることがポイント。その後にシャンプーを泡立てて丁寧に根元から洗い、すすぎ流いも十分に行うこと。また、先生曰く「夜にきちんと洗髪すれば、朝の洗髪は不要です。夜に加え翌朝もシャンプーをすると、寝ている間につくられた皮脂膜を洗い流してしまい、日中に紫外線のダメージを受けやすくなります。皮脂膜は紫外線などの外的刺激から頭皮を保護したり、皮膚を保湿したりと、大事な役割を担います。ですから、一日一回、夜にしっかり洗って、翌朝のシャンプーはなるべく控えるようにしましょう」とアドバイス。ちなみに、洗髪後に髪を濡らしたまま放置すると、頭皮が蒸れて雑菌が繁殖し、皮膚トラブルに繋がることも。一方で、ドライヤーの熱風を長時間当てるのも、頭皮の乾燥を招くのでおすすめしません。髪を乾かす際はドライヤーを使って髪の根元の方から乾かしていき、全体の8割程度が乾いたら、あとは自然乾燥でOKだそうです。

そして、頭皮の日焼けにも注意を! 紫外線による乾燥がフケやかゆみの原因になり、秋頃の抜け毛に繋がるとも言われています。帽子、日傘、髪用の日焼け止めなどを取り入れ、かつ毎日の洗髪で汚れをしっかり落とし、頭皮と髪のダメージを最小限に抑えて発毛効果を維持していきましょう。 「マウンドにも灼熱の太陽が降り注ぐこの季節、しっかり頭皮を守りながら髪を育てていきたいと思います!!」と気合いを入れ直す新垣氏なのでした。

新垣氏はこのまま夏の頭皮トラブルを回避しながら
健康な産毛たちを守り抜くことができるのでしょうか?
引き続き、治療の経過を詳しく追いたいと思います!

今月の一言